低侵襲治療の
ピエゾサージェリー
ピエゾサージェリーは、骨や歯のような硬いもの(硬組織)だけに反応し、粘膜や歯茎、神経、血管のような軟組織を傷つけずに超音波で骨を削ることができる最新の手術機器です。
このピエゾサージェリーは、脳外科でもともと使用されていた機器を歯科用に開発したもので、その安全性は既に確立されています。
ピエゾサージェリーを使うことにより、インプラントや親知らずの抜歯のような外科手術において、骨へのダメージを最小限にした、身体的ストレスの少ない、安全性の高い手術が可能となりました。また、根管治療にも使用できるため治療の応用が高い機器です。
当院ではピエゾサージェリーを導入し、積極的に使用することにより患者様の負担を最小限にまで減らした低侵襲治療を可能にしております。
ピエゾサージェリーのメリット
次のようにドックベストセメント療法は、安全性の高い持続的な殺菌力を利用した、とても画期的な虫歯治療方法となります。
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- 利点 1
- 振動が少なくストレスがない
これまで骨を削るためには主にドリルが使われておりました。ドリルを使用すると脳天にまで響くような不快な振動が患者様にとって大きなストレスとなっていましたが、ピエゾサージェリーを使用することで不快な振動を感じずに骨を削ることが可能となりました。
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- 利点 2
- 術後の腫れや痛み・出血が少ない
これまでの手術では、軟組織を傷つけることなく手術を行うことは非常に困難であったため、手術後は大きく腫れたり、強い痛みが出ることもありました。ピエゾサージェリーを治療に使用することにより、余計な組織を傷つけずに手術が可能となったため、腫れや痛みというような不快症状を大幅に軽減することが可能になりました。
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- 利点 3
- 治療時間が短い
ピエゾサージェリーは操作性が良く、狭い術野で骨を削ることができたり、出血を防いだりすることが可能になったため、手術にかかる時間が短縮され、患者様の負担を最小限にすることができます。
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- 利点 4
- インプラントと骨の結合、骨造成が早くなる
ピエゾサージェリーは骨にダメージを与えず、骨密度を高める作用もあるため、インプラントと骨の結合(オッセオインテグレーション)が早くなる効果もあります。